当て逃げされた。

ビックリした。僕は自分より強い奴に会いに行くために日々体を鍛えてるのですが、今夜ジョギングしてるときに車に当て逃げされたのですよ。
上り坂3キロ、下り坂2キロのコースを走ってるのですが、いい加減上り坂の頂点あたりで息が切れてテクテク歩いてる時でした。横断歩道を渡ってると軽のミニバンが突っ込んできました。慌てて体をひねったので、車のミラーが腕に当たっただけだったのですが、ゴキッってミラーが折れたときに運転手が「キャッ!」と悲鳴を上げました。若い女でしたよ。
僕もそれまでの動作が反射のようなものだったので、一瞬何が起こったか把握できませんでした。振り返ると、車はスピードを緩めずに去ろうとしてます。

「まぁああああてええええやあぁああああごるぁああああああああ!!!」

われに返った僕は、深夜の住宅街を叫びながら逃走車両を追撃しはじめたのですが、当然のごとく人は車に勝てません。路地に逃げ込まれて見失ってしまいました。
その後、警察に通報してる時に気が付いたのですが、逃走車両のナンバーを見てない・・・。
幸い、腕も今のところなんともないですが、逃走した女は罪悪感と、いつ逮捕されるかとの恐怖に怯えやがれ。あと、電柱に突っ込んで死ね!と思いました。
プレーオフダイエーが負けたのといい、やるせない秋の夜でした。