見つけた。

無事に見つける事ができました。
では、恥辱のポエムを。

み ょ う
風呂上りの君。
いつもは白い肌がほんのりと薄桃色に染まり
僕を戸惑わせる。
その唇から漏れる言葉を聞き漏らさないよう、
僕はじっと君を見る。
君が口を開きかけた瞬間、僕は目を覚ます。
汗をぬぐい
枕もとの飲みかけのビールを口に含む。
気の抜けたビールは苦いだけで、
残りを流しに流す。
無言でシャワーを浴び、
冷蔵庫からビールを取り出し、
暗闇の中で飲み干し、
また横になる。
『み ょ う』
一言、君の名を唱え 目を瞑る

あと、昔の「ゆ日記」

■2001/12/05 (水) 流してみよう!


昨夜のことです。
ひとしきり涙で枕を濡らした後、僕はテレビをつけて
スタートレック ヴォイジャー」を見始めました。


元マキのメンバーが洗脳されて船を乗っ取るという話で、
それはそれで面白かったのですが、
3時過ぎだったでしょうか、鹿児島の友達から電話がありました。


WinMXや中国の新型ロボットの話だったんですが、
受話器の向こう側からニャ-ニャ-泣き声が聞こえます。


俺「あのさぁ、猫いる?」
友「おー、いるいる。彼女んちだから」


こいつは、こういう奴です。
ラブホテルからも電話かけてきたことがあります。
しかも、うちの隣の区のホテルから、、、
小一時間問い詰めたい
お前は鹿児島県民なんじゃないかと!
鹿児島から直線距離で400Km以上あるうちの近所のホテルでなにしてるのかと!?


まぁ、それは置いといて、
俺「ニャ-ニャうるさいなぁ」
友「そうなんだって、かなりウザイんだって」
俺「じゃぁ、流してみろよ」
友「は?」
俺「だから、便器に放り込んで、蓋をして、流す。たぶん、ギニャー!とかすごい声で鳴いて面白いと思うよ」
友「あはは、蓋を開けたら、引っかかって顔だけ出してたりな」


と、ここまで話したとき友達の彼女の怒りの声が聞こえてきて、
挨拶もそこそこに電話は切れました。


そんな夜でした。

補記:

  • この頃は毎週スタートレックを楽しみにしていました。思えば、福岡の土地柄なのか、あの頃深夜に字幕の韓国ドラマとかやってたような気もします。
  • WinMXもこの頃はVer2.6だったと思います。Ver3.1がリリースされてWPNPが閉鎖後も彼はVer2.6を使ってました。ボクは「うたたね」に乗り換えました。
  • この中国のロボットは「先行者」ですね。
  • この彼と彼女は去年の春に四年間の交際に終止符を打ちました。余談ですが、彼は別の彼女とですが再びボクに黙って僕の家の近くで逢瀬をしやがりました。やましいところがあったのでしょうか。あと、猫は彼女の実家に引き取られたそうです。