照れくさい話

「知人の田村」と呼んでる友人がいます。彼は同じ高校でしたが在学中はさして仲が良かったわけでもなかったのですが、卒業してから変にウマがあって、地元の大学に進んだ彼とは帰省する度に遊んだり、また彼がボクの住んでる街に旅行に来たりと親交を深めていきました。その後もお互いの恋愛問題に絡むなど泥沼的というか腐れ縁的に今まで繋がってたんですが「親友」とか面と向かって言うのは恥かしかったんです。


先週、彼からヤフーオークションで落札して欲しいものがあるから、彼のアカウントでログインしてチェックリストを見て欲しいと言われました。他人のアカウントでログインするのは気が進まないのですが、まぁ本人が言う事だからとYahoo!メッセンジャーにログインしました。気まずさ半分で彼の友達リストを眺めてました。そこには僕の知ってる人や知らない人もいて丁寧に彼は「友達」「同期」「サークル」とカテゴリ分けしてました。雑多に「ともだち」に全員振込んでるボクとは大違いです。


んで、ここが本題なのですが!その友達リストを見たらボクが入ってたのは「親友」というフォルダだったんですよ!しかも、そのフォルダにはボクしか入ってなかったですよ!クハァー!!当然、あいつの口から「おまえは俺の親友だ」と言われた事なかったし、ボクも言った事はなかったのですが、アイツがひっそりとそう思ってくれてたのが嬉しくて恥かしくて困っちゃいました。


そんなワケで、田村はボクの親友なんです。