吉田秀彩さんに贈る「新婚生活を赤裸々に」その一

まず、新婚早々寝室は別々になりました。
性獣のような自分に若妻が耐えきれなかったとかじゃなく、寝るときは何かしらか音楽が流れてないと嫌な自分と、寝るときは無音(もしくは、非常に小さい音)じゃないと駄目な愚妻との間に第一次紛争が勃発。間を開けずにダブルベッドの陣地に関する領有権問題から第二次紛争に発展。結果、和平会談のもとに相互不可侵条約を締結するに至りました。
おかげで毎晩気兼ねなくアニメやAVを見たり、ドラマCDを聴きながら快眠しています。



家事全般に関しては、完全に「怠け者!」と罵られる自分がいます。我々夫婦は共働きなので分担をするべきなのでしょうが、九州男児じゃけん何もしない事に慣れてしまいました。しかし、料理に関しては強制レベルアップの為に無理やりさせていました。なんせ、「料理の神に見捨てられた女」と称された妻。付き合い始めた頃、うちで料理を作るときに発覚した「炊飯ジャーのご飯の炊き方を知らなかった事件」や、「乱切りのジャガイモで野菜炒め(もちろん、火が通らずにシャクリとした食感)事件」「漆黒のホットケーキ事件」という、古今の名探偵も違う意味で頭を抱える事件を乱発。当時同居してた妹に「彼女ちゃんは、おかたずけしてて」とキッチン立ち入り禁止令がでました。まぁ、今は美味しいご飯をつくりますよ。えぇ、ほんとですってば。



今日最後の話は、少し深刻に政治問題をば。
今時の若い人並みに「せいじってぜんぜんわかんない」という妻でしたが、今回の総選挙は自分の横で報道番組を見たりと関心を示していました。家庭を持つと各政党の打ち出す政策などに期待するものも大きく、政治的信条と個人的欲求が相いれず、なかなかどっちの政党を支持するか決めかねていました。

俺「民主党は打ち出したマニフェストを実現するには埋蔵金を使うって言ってるけど、そんなのあるかな」
妻「んー、どうだろうね?ロマンなんじゃない?」
俺「!!」
(こいつまさか……)
妻「ロマンはロマンのままにしてたほうがいいのにね」
俺「(ゴクリ)あるとしたら、どこら辺のがあると思う?」
妻「徳川とか武田信玄とかじゃない?」
(やっぱり!こいつは政府の裏金や無駄金を「埋蔵金」と称してるのを本物の埋蔵金だと思ってやがる!)
俺「(おもしろそうだから、黙っとこう)だよね〜」


こんなカンジで、あまり面白い話はないもんですよ。