「華氏911」見ました。

うーん、なんだかな。映画としては明らかに面白くないし、ドキュメンタリーとしても明らかに面白くない。ブッシュがボンクラってのは伝わってくるが、イラクパートになってからはソコらの因果関係の明示が薄くなってると思いました。終盤はお涙頂戴的展開になって(実際のとこ、泣ける話なんだろうが斜めから見ちゃって移入できない。)「オモシロイ」「オモシロクナイ」以前の問題になってます。


全体的に見て、話を掘り下げる事なく次から次へ流れていくのでテンポはいいのですが、真面目に見ようとすると物足りなさを感じます。ラムズフェルドをはじめとする側近に関してもあまりツッコンでなかったのは何故でしょうか。


同じテーマのドキュメンタリーを作るとしても10年後位になるであろう事を、今取り上げたってのは評価できる事なんじゃないでしょうか。あと、見たことのないバグダットの映像とかは興味深かったし、高遠、今井、郡山の3バカが例の名演技で友情出演してたのが笑えた。

ボウリング・フォー・コロンバイン」とか、テレビシリーズの「アホでマヌケなアメリカ白人」は大好きなんだけどなー。