2003年の夏の恋愛映画の目玉でしょうか。
「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング」をとりあえず見てました。
原題は「My Big Fat Greek Wedding」
邦題では「ギリシャ人」の部分が省略されてますね。
主演のニア・ヴァルダロスの実体験を本人が脚本にして、
トム・ハンクスがそれを気に入って出資したといういわくの作品だそうです。
映画は、ギリシャ人の大家族が強烈すぎて、
主役の恋人の二人の影がだんだん薄くなっていきました。
結婚の障害になるだろう事件も起きますが、
ギリシャ人大家族の押しの強さと、
恋人の寛容さでフツーに「ま、いっか」と進んでいきます。
んで、そのままエンドでした。
小説だったらおもしろかったかもしれませんが、
90分の映画では、それぞれのキャラの内面を描くのが欠けすぎてて物足りなかったです。
この映画は、アメリカのテレビ局CBSで、
ネムーン後の生活を描いた「My Big Fat Greek Life」というドラマシリーズになったそうですが、
どうやらコケたそうです(笑
コケた原因をアメリカ人のある視聴者が「3つ」あると言ってて、
・ニア・ヴァルダロスによる脚本ではない。
・ドラマ版の夫は映画版の夫役演じたジョン・コルベットじゃない。
・結婚後の生活なんて、「結婚」という大イベントにくらべたらつまらない。
と分析してました(笑
そういや、夫役のジョン・コルベットWOWOWの海外ドラマ「Sex and the City」のエイダン役ですが、
Sex and the City」が面白くない私には、
あの番組の人気がまったくわかりません。
主人公の女性たちが、なんか「イタい」です。
っていうのは男の意見でしょうか。
女性に人気があるって事は、女性は違う感想なんでしょうね。