映画「コンフェッション
(原題:Confessions of a Dangerous Mind)
は、豪華キャスト主演のジョージ・クルーニ初監督作品です。
Confessionは告白って意味だそうで、原題直訳は「危険な心の告白」でしょうか。

TV業界での成功を夢見るチャックは何とか放送局に潜り込む。だが、現実は厳しく彼は泣かずとばず。そんな矢先、ジムという謎の人物に見初められた彼はCIAの秘密工作員となり、プロデューサーと暗殺者の顔を持つことになる。

というストーリーは、実在の伝説的テレビプロデューサーチャック・バリスの自伝を元にチャーリー・カウフマンが脚本化し、スティーブン・ソダーバーグの製作総指揮の下でジョージ・クルーニーが監督し、ジュリア・ロバーツドリュー・バリモアルトガー・ハウアーブラッド・ピットマット・デイモンを豪華に、そして無駄にキャスティングした作品です。
ルーニーの監督としての腕前は文句ナシですね。
これは、アカデミー賞級の作品だと思います。
ただ、ストーリー展開が所謂「ハリウッド文法」にのっとった「お約束の展開」ってわけじゃなく、一人の男の人生をダラダラと追いかけるようなモノなので「昼は敏腕プロデューサー、夜は凄腕CIAエージェント」というフレーズから想像するような作品を期待していた人には受け入れられてないようで、Yahoo!ムービーの評なんかボロクソです(笑)
ただ、コレを「アリ」だと受け入れられた人にとっては素晴らしい作品と評価されるでしょう。

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ところで、
9月に見た映画は計12本でした。
8月に見た映画も12本、
7月に見た映画も12本で、これぐらいが平均のようです。
さて、明日は映画の日ですが何か見られるかな。