2007年7月30日 エピローグ

少し唐突のような気もするけど、この話はここで終わりにします。
あの日のことで、ちょこっと語れることがあるとするなら、下界に下りて帰路につこうとしたら下界は大雨でビックリした事と、家に帰ったら妹が当人たちがナイフをいれてないケーキを勝手に食い始めた事ぐらいでしょうか。

2008年1月30日の俺は、丁度半年でプロポーズの話を書こうとしていたのに、アイツが泊まりにくる素振りを見せといて土壇場でこなくてイライラしてプロポーズの話を書きたくなくなったり、2008年1月31日の俺は彼女との朝食用に買っていたヨーグルトを一人で食べて、会社に行く用意をしてたらブ厚い結婚情報誌「ゼクシィ」に足の小指をぶつけて悶絶したりと幸せです。

そうそう、何が失敗したって、彼女に僕がプロポーズすることがバレてたって事ですよ。
一番最初の日に指輪のサイズを尋ねた段階で感づかれていたそうです。「バレてるって分かったらプロポーズなんてしなきゃ良かった」と実はホンキで思ってます。

この話はここでおしまいです。じゃなくて、ここが始まりなんだろうね。

9月には南の島で結婚式をあげてる二人がいる事でしょう。

おしまい。



ご愛読ありがとうございました。そして、長らくお待たせしてごめんなさい。
ゆう姉、吉田さん、こっそり黙って応援して頂いた方々。ホントにありがとうございます。

次回作「結婚がメンドくなってる俺」をご期待ください。

スペシャルサンクス 福岡で行き倒れたアンドレ